小野監督

ルーテル学院高等学校 サッカー部

監督 小野 秀二郎

 

 

2001年4月に創部されたルーテル学院サッカー部は、これまで多くの方に支えられ、本年4月1日に「二十周年」を迎えることになりました。皆様方のこれまでのご支援とご声援、時折の叱咤激励によるものと心より深く御礼申し上げる次第です。

振り返ってみますと、これまでの二十年間はまさに二十“執念”でした。怒涛の二十年、上り坂も下り坂も、そして“まさか”もあった悲喜こもごもの二十年でした。そのような中、これまで本クラブから18名がプロ選手となり、現在もJ1からJ3までのプロカテゴリーでルーテルOBが現役選手として活躍しています。中でも、J1柏レイソル所属の三原雅俊(4期生)選手や韓国K1大邱FC所属の西翼(6期生)選手の活躍は、私たちにとっての大きな励みとなっています。

ルーテルの特徴の一つである中高一貫指導のもと、強化を続けてきた中等部。これまでに全国中体連の出場が7回(2004・2005年全国連覇、2003・2007・2015年3位、2018・2019年ベスト8)、そのうちフェアプレイ賞を二度受賞しました。2021年シーズンでは三度目の全中優勝、九州リーグ再昇格を成し遂げ、昨年のコロナ禍で味わった大会中止の悔しさを晴らす所存です。

一方高校の方では、2007年に全国選手権初出場(出場回数5回2007・2009・2011・2016・2020)、2009年にはベスト8進出、この年熊本県出身者で初めて大会得点王となったのが山本大貴(現J2ファジアーノ岡山所属・7期生)選手でした。また2010年には全国高校総体(インターハイ)でベスト8(出場回数2回)、全日本ユース高円宮杯には二回出場しております。今シーズンも、三度目の県1部リーグ制覇とプリンスリーグ昇格、夏・冬の全国大会出場、優勝を目標に努力を積み上げているところです。

さらに、2018年4月には野々島グラウンドの人工芝化が完了、同年に高校女子も活動を開始し、ルーテルサッカーファミリーの拡充をはかっています。今後もスクール活動や指導者派遣等、積極的にルーテルサッカーの輪を広げていく考えです。

他にも、海外遠征を隔年で行っており、2013・2019年にバルセロナ、2015年にパリ、2017年にはマドリッドへ赴き、「世界一」レベルのサッカーやその文化を学ぶ機会を設けています。それにより卒業後に海外リーグで活躍する者、アメリカやイギリスの大学に留学するOBも出てきています。

ルーテル学院サッカー部のモットーは、『人として、サッカー選手として一流』です。そのために、「人としての基本、サッカー選手としての基本」を徹底して身につけ、将来へ繋がる豊かな人格を形成し、相互に信頼できる生涯の友をここで得てほしいと願っています。また、家族や地域を始めサッカー界や社会に貢献していく、「志(こころざし)」を持った立派な人物へと成長していくことも、ルーテルサッカーの使命だと考えています。

そして、「心技体ともにレベルアップし、魅力的なルーテルサッカーを体現していく」。これらもクラブの重要なアイデンティティです。世界のサッカートレンドを踏まえながらも、オリジナルなスタイルを構築し、大衆を魅了するルーテルサッカーを追求していきます。

最後になりましたが、ルーテル学院サッカー部が未来永劫輝いていくためには、すばらしい仲間とすばらしい環境が必要です。皆様の応援を頂戴しつつ、ともにすばらしい未来を創り出していきたいと思っておりますので、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

ルーテル学院サッカー部監督 小野 秀二郎